下記のようなメールを受信したときは、慌(あわ)てずに行動しましょう!
- 心当たりのないメール
- ショッピング系の請求メール
- クレジットカード系のメール
- 『自動的に退会処理〜』を騙るメール
他人に言えない買い物の請求など、心当たりがあっても無くても、冷静に対処することです。
まずは、メール本文中のリンク文字(URLなど)を、
絶対にクリックしてはいけません!
【目次】
詐欺メールの見分け方と対処方法
(1.)見分け方
メールの確認場所
❶差出人の確認
実際に来た詐欺メールで解説します。
差出人は本物っぽいですが、ヘッダー情報を確認してみると全く違うアドレスから送信されていることがわかります。
差出人のアドレスは「本物のアドレスに偽装できる」ので、ヘッダー情報を確認してください!
Return-Path:実際にこちらに送ったアドレス
From:メーラーで表示されるアドレス
【詐欺メール例1:Evernote】
【詐欺メール例2:楽天カード】
❷リンク先URLの確認
メール内のリンクアドレスも、もっともらしいURLになっていたりしますが、実際には別のURLに設定されています。
安易にクリックしてはいけませんよ!
(2.)対処方法
心当たりがあれば、必ずGoogle検索やブックマークなどから『公式ホームページ』へアクセスして確認してください。
ただし、検索上位に表示される『広告』も怪しい場合があるので注意してください。
心当たりが無ければ、削除して迷惑メールの設定をしましょう。
IDやパスワードを入力してしまったら?
- 公式サイトで速やかにパスワードの変更手続きをする
- 該当の会社へ連絡する
(例:オリコのクレジットカード情報を入力してしまったら、オリコに連絡する)
【実際に来たフィッシング詐欺メールの例】
※画像はクリックで拡大します
【例1:えきねっと】
【参考】
(上記フィッシング詐欺メールのIPアドレスを調査した結果)
大元のIPアドレスから送信元の管理地域は
APNIC(地域レジストリ:アジア太平洋地域)
管理事務所はオーストラリア
【例2:オリコカード】
【例3:楽天カード】
最後に
基本的に「ID・パスワード」や個人情報など、メール内のリンクから変更させる企業はありません。
そのようなメールがあったら「フィッシング詐欺メール」だと思った方がいいです。
必ず、Google検索やブックマーク、スマホならアプリから直接『公式ホームページ』へアクセスして確認しましょう!